EQUIOS改悪バージョンアップ
先日、以前から躊躇していましたEQUIOSのバージョンアップ(Ver4.51からVer5.00)を思い切って実施しました。
嫌な予感は見事に的中!?
バージョンアップの直前まで作業していましたお仕事の続きを再開すると、出力指示をしたらいきなりのエラーが・・・
えっ!? なにこれ? こんなの聞いてないよ!!っていうメッセージが・・・
最新のマニュアルにもリリースノートにも留意点を見ても、どこにもそのような仕様変更の記載はありませんでした。
結論から言いますと、Ver5の新機能による弊害なのか、こっそりと仕様変更していたようです。
従来ですと下記のように
一つのワークフロー・出力処理チケットに複数のプロセスを組み合わせることができましたが、今回のバージョンアップでJDF-JOBは単体でしかチケットが発行できなくなってしまいました。(もちろんJDF-JOBとセット物のPageRIPプロセスはチケットに含める必要があります)
そもそも発行できないチケットが作れるのも疑問ですが、「複数のプロセスが同時に発行できない」なんて縛りは、長年TrueflowやEQUIOSを使ってきたユーザーなら承服できないと思います。
仕様変更というよりもポリシー変更に近いため、EQUIOS史上最悪の仕様変更と言っても過言ではありません。
メーカーさんからしてみれば「JDF-JOB以外のプロセスはもう一つ別に出力ワークフローを作り、別々にチケットを発行すれば済む話でしょ!?」ってことなんでしょうけど、実際に運用してみればわかりますが、作業工数も増えますしミスも起こりやすくなります。
RENATUSでの失敗、反省点やデメリットから多くのことを学び、それを解決し生まれ変わったのがTrueflowです。しかし残念なことにEQUIOSの仕様はRENATUSに似ているポリシーや仕様が数多くあり、「EQUIOSはTrueflowより使い勝手が悪い」と言われてしまう所以の一つかもしれません。
いずれにしても EQUIOS Ver.5の「複数の出力プロセスが同時に発行できないチケット」仕様なんて今の時代のRIPではありえませんから、SCREENさんには早急に改善してほしいですね。
2018/11/09 追記
上記のエラー終了する仕様制限は、EQUIOSのバージョンアップ(EQUIOS Ver.6.01 EQ101)によって改善し早速対応していただきました。
SCREENさんの迅速な対応には、いつも感謝しております。